Photoshopクリエイター能力認定試験ってどんな資格?
Photoshopクリエイター能力認定試験とは、サーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が主催・認定する民間資格です。
Adobe社の画像処理ソフトPhotoshopを使って画像編集を行う技術を認定する資格で、試験ではテーマや素材から、仕様に基づいてコンテンツを作成できるスキルを認定します。
Photoshopは印刷のDTP分野で使われることが多いソフトですが、Webデザインでも欠かせないソフトです。
写真などの画像を美しく加工し、文字をレイアウトしながら配置できるので、Webページのデザインがひと目でわかります。
クライアントや制作スタッフに、Webデザイナーがイメージするデザイン案をダイレクトに伝えることができるため、このソフトの操作はWebデザイナーにとって、欠かせないスキルです。
Photoshopクリエイター能力認定試験は、Photoshopの実践能力を客観的に証明できる資格なので、Web分野で実績の少ない人のスキルアップやPhotoshopの実践力アップ、また転職時の能力証明など、さまざまなメリットがあります。
Photoshopクリエイター能力認定試験の試験内容
(参考記事)
Photoshop(フォトショップ)クリエイター能力試験│資格検定のサーティファイ
試験はスタンダード、エキスパートの2つのレベルに分かれています。
スタンダードは、Adobe Photoshopの基本的な操作ができるかどうかが問われます。
試験は第1部の実技と、第2部の実践に分かれており、第1部ではPhotoshopを使って画像ファイルを作成します。
試験時間は40分です。
第2部では、Adobe Photoshopを操作して、作品を制作します。
出題数は1テーマで、試験時間は90分です。
エキスパートでは、より専門的な画像処理能力が試されます。
第1部の知識試験・実技試験と、第2部の実践試験に分かれており、第1部の知識試験では画像処理に関する、多肢選択解答の問題が出題されます。
実技試験では、実際に画像ファイルを作成します。
試験時間は知識試験、実技試験合わせて50分です。
第2部は、Adobe Photoshopを使って作品を制作します。
試験時間は90分です。
試験の各級に合格すると、認定証が授与されます。
試験に合格するための学習時間の目安は、スタンダードが20時間、エキスパートが18時間とされています。
比較的短時間の勉強で取得が可能なので、おすすめの試験です。
サーティファイのホームページでサンプル問題と、完成例が公開されているので、参考にしてください。
さらにスキルアップを目指すなら、同じくAdobe社のドローソフトであるIllustratorの技能を認定する、Illustratorクリエイター能力認定試験の受験もおすすめします。