Webクリエイター能力認定試験ってどんな試験?
Webクリエイター能力認定試験とは、サーティファイ Web利用・技術認定委員会が実施している民間資格で、Webクリエイターに求められるWebデザインスキルや、Webページの作成能力を認定する検定試験です。
受験資格は特になく、誰でも受験できます。
Webクリエイターの基本的なスキルがあることを証明する検定試験ですから、就職や転職で有利なるのはもちろんのこと、社内でもクライアントにアピールできるなどのメリットがあります。
Webクリエイター能力認定試験では、ワイヤーフレームの作成からデザイン構築など、実際に制作現場で行われている作業に即した問題が出題され、試験時間も制作現場と同等か短めに設定されているため、実践能力を証明する試験でもあります。
Webクリエイター能力認定試験の内容
(参考記事)
Webクリエイター能力認定試験│資格検定のサーティファイ│あなたのスキルアップを応援します|
Webクリエイター能力認定試験は能力に合わせて、スタンダードとエキスパートの2つの試験が用意されています。
スタンダードは初心者~中級者向けの試験です。
HTML5の変換やHTML、CSSを使ったWebの作成、画像の表示についての実技問題が出題されます。
配布された問題データと素材データに基づいて、問題文の指示通りに編集を行ったデータを作成します。
出題数は1テーマで、ボリュームは4ページ程度のXHTMLファイルおよびCSSファイルです。
試験時間はテキストエディター使用する場合は70分、Webページ作成ソフトを使用する場合は60分となっています。
合格基準は、得点率65%以上です。
エキスパートは上級者向けの試験で、知識問題と実技問題が出題されます。
知識問題では、Webサイトに関する4択問題が20問。
試験時間は20分です。
実技問題ではHTMLとCSSの作成、画像の表示、JavaScriptを用いた動的なWebページの作成について出題されます。
配布された問題と素材データをもとに、問題文の指示通りに編集したデータを提出します。
出題数は1テーマ、ボリュームは基本ページ1ページにくわえ、5ページ程度のHTML/CSSによる作成と、画像の表示です。
試験時間はテキストエディターを使用する場合は110分、Webページ作成ソフトを使用する場合は90分です。
合格基準は知識問題と実技問題の合計得点で、得点率65%以上となっています。
試験には公開試験と随時試験の2つの方法があり、好きな方を選べます。
公開試験は年に1度、札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5都市で行われます。
随時試験は、全国の試験会場で随時行われている試験で、試験日は試験会場によって異なります。
公開試験と随時試験は試験内容や受験料は全く同じです。
試験日や申し込み方法が異なるだけです。
また、公開試験の場合は試験時にWebページ作成ソフトを使うことはできません。
テキストエディターのみの使用となります。