NARUNIHA【WEBデザイナー】

Webデザイナー検定

Webデザイナー検定って、どんな資格?

Webデザイナー検定は、Webサイトをデザインする際に、そのコンセプトや納期、予算などの条件に基づいてコンセプトの立案、Webサイトの制作、完成したWebサイトのテスト、ユーザー訪問数などの評価、Webサイトの運用を行うために必要な知識や技術を証明するための検定試験で、CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)が実施している民間資格です。

Webデザイナーはもちろんのこと、WebプロデューサやWebディレクター、Webプランナー、Webプログラマ、WebコーダなどのWebクリエイターのほか、広報や営業・販売職でWebサイトの作成・運営に関わる人にもおすすめの資格です。

Webデザインには自分が出したアイデアを、目に見える形にしていくクリエイティブな喜びがあります。
しかし実力主義の世界ですから、実力を周りの人に認めてもらわなければ仕事の幅が広がりません。
Webデザイナー検定のエキスパート資格を取得すれば、優れたスキルの証明になるので、現在の仕事にも役立ちますし、転職の際にキャリアアップを目指すことも可能です。

Webデザイナー検定の内容は?

(参考記事)
Webデザイナー検定

Webデザイナー検定はベーシックと、エキスパートの2つのコースに分かれています。

ベーシックは、Webサイトの企画や制作、デザイン立案などに関する機作的な知識と、その知識をWebページの制作に活用できるスキルがあるかどうかを判断します。
出題範囲は
(1)Webデザインに対するアプローチ
(2)Webデザイン
(3)Webページ作成の実技
(4)Webサイトを支える技術に関する基礎知識
の4項目です。

エキスパートは、Webサイトの企画や作成、運用に関する専門知識と、それらの知識をWebデザインに応用するスキルがあるかどうかが判断されます。
出題範囲は
(1)Webデザインに対するアプローチ
(2)コンセプトのつくりかた
(3)情報の構造
(4)インターフェイスとナビゲーション
(5)動きの技法と音の演出
(6)Webサイト作成の技術
(7)完成したWebサイトのテストと、Web解析、運用
の7項目です。

試験は年に2回行われており、合格基準は100点満点中70点以上。
ベーシックの合格率は、2016年前期が67.8%、2016年後期が64.0%でした。
エキスパートの合格率は、2016年前期が24.8%、2016年後期が27.2%となっています。

CG-ARTSはこのほかにもCGクリエイター検定、CGエンジニア検定、画像処理エンジニア検定、マルチメディア検定といった検定試験も行っています。
Webデザイナー検定とCGエンジニア検定の2つのエキスパート資格を取得して、インターネットだけでなく映画やゲームなど幅広い分野で活躍できるクリエイターを目指すなど、複数の検定資格を取得することで、さらなるスキルアップを目指すことも可能です。